Florian Zeller
ラディスラス・ショラー/演出

1975年生まれ。同世代で最も才能ある演出家として尊敬を集める演出家の一人である。まず俳優として出発し、ついで自分の演劇カンパニー<ヘリオトロープ・シアター>を主宰。99年にクリエ劇場のジルダス・ブルデの演出助手およびウェスト・パリジャン劇場のトップとなった。ミュッセやボーマルシェといった古典から、外国作家の現代劇(ホロヴィッツ、マクドナー、ブシャール、ウィリモン)を演出しつつ、自らも戯曲を書き始める。13年に演出したユージェーヌ・ラビッシュの「La Station Chambaudet シャンボーデ駅」と15年に演出したx「Un petit jeu sans consequences シャンボーデ駅」は、2作ともTV局フランス2で生中継されている。エベルト劇場で演出したフロリアン・ゼレール作「Le Père父」がモリエール賞3賞と14年の年間最優秀演劇作品賞を受賞。その後、セバスチャン・ティエリーの2作、「Two men naked 二人の裸の男」をマドレーヌ劇場で、「Momo モモ」をパリ劇場で演出。近年は、フランスで最も才能のある俳優たち、ミュリエル・ロバン、ファブリス・ルキーニ、ロベール・イルシュ、サンドリーヌ・ボネール、ティエリー・フレモン、ラファエル・ペルソナーズ、イザベル・ジェリナス、ブリュノ・ソロ、ドミニク・ピノン、ローラン・ドゥッチ、リノ・ルナールらを演出している。15年に、それまでの自分自身を新たに作り変えようと、ミュージカル「Resiste レジスト」の演出に挑戦し、大成功を収める。ついで、ディケンズの名作を新しくした「Oliver Twist, le musical オリヴァー・ツイスト、ザ・ミュージカル」を演出し、17年モリエール賞の最優秀ミュージカル賞にノミネートされた。同世代の最も若く才能のある演出家の一人であるショラーに、フロリアン・ゼレールは再び新作「息子」の演出を依頼。彼の要請でイヴァン・アタルとロッド・パラドによりパリで上演され、数々の賞を受賞した。18年にディディエ・ブルドン、ヴァレリー・カルサンティ、ティエリー・フレモン主演の「Les inséparables 切っても切れない仲」、19年はアガサクリスティの「ねずみとり」、マリヴォーの「うまくいった策略」、フェドーの「Le Système Ribadier」を演出。また、18年には「Let’s Dance」で映画監督としてデビューした。